ミノタブ、デュタステリド服用後半年の健康診断結果!AGA治療薬の副作用と対策について

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2022年6月からAGAオンラインクリニックで処方されたミノキシジルタブレットとデュタステリドの服用を開始してから半年が経過しました。目に見えるミノキシジルタブレットの副作用は鼻毛の伸びるのが早くなったくらいです。デュタステリドについては多少精液量が減少したような気がするくらいで特に重篤な副作用は出ていないと思っています。とは言えどんな薬でも服用していれば身体に負担をかけることになりますので一年に一度の健康診断はとても重要になりますね。
今回は服用開始からちょうど半年で受診した健康診断の結果をレビューしたいと思います。

私はAGA治療薬を毎朝服用していますが、バリウム検査があるためこの日は服用をしていません。

被検者(筆者)のSPEC
製造年月日:1971年(検査時の年齢51歳)
性別:男性
血液型:A
飲酒:時々350㎖のビールを1本程度
食事で気を付けていること:揚げ物、糖分、炭酸飲料を控える
喫煙歴:有
運動:ゴルフ、野球、フィットネス
職業:機械設計エンジニア(CAD作業あり)
睡眠時間:6~7時間

身体検査

コロナ禍も少し落ち着き飲みに行く機会が出てきたせいで体重が増加してしまいましたね。判定は去年と変わらずC判定でしたがAGA治療薬とは無関係です。

血圧も昨年とほぼ変わりませんね。ミノタブの血中濃度の半減期は4時間といわれていますので前日の服用から24時間以上経過しているため血圧降下の作用はない状態です。

X線、心電図、胃部検査、超音波

ミノキシジル内服薬は血管を弛緩させ、血液の流れを良くすることで栄養分が全身に行き渡り、全身の毛にも栄養を届けることで毛髪が成長します。
ミノキシジル内服薬の副作用として動悸・息切れ・不整脈・呼吸不全がありますが、これは心臓に血液を送る冠動脈も弛緩させてしまうため心臓への酸素と栄養が落ちていくことで心臓が弱り、更には肺へも負担をかけることで動悸・息切れなどの副作用が発症するそうです。
今回の心電図検査では「異常なし」とのことで一安心です。

血液・尿・便検査

ここで注目の肝機能判定ですね。GOT(AST)が前年の17から26に上昇(規定値は0~30)、GPT(ALT)は18から49に上昇(規定値0~30)、γ‐GTPは30から25に減少、これにより昨年の【A】判定が【B】判定となりました。
指示事項では「肝機能検査で僅かに基準値を外れている項目がありますが、特に心配ありません。」とのことです。

とはいえ上昇しているのは気になりますね。GOT(AST)、GPT(ALT)とは何を表す数値なのか調べてみました。

AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPとは

AST(GOT)とALT(GPT)AST(GOTともいう)は、心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素です。ALT(GPTともいう)は肝臓に多く存在する酵素です。
数値が高い場合は急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎などが疑われます。

 基準範囲要注意異常
AST30以下31~5051以上
ALT30以下31~5051以上

 (単位 U/L ユニットパーリットル)

GOTのみが高い場合は心筋梗塞、筋肉疾患などが考えられます。
γ-GTPは、肝臓や胆道に異常があると血液中の数値が上昇します。
数値が高い場合は、アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、薬剤性肝障害が疑われます。

基準範囲要注意異常
50以下51~100101以上

 (単位 U/L ユニットパーリットル)

AST(GOT)、ALT(GPT)が上昇する原因

  1. 風邪薬やサプリメントなどの影響
  2. アルコール性肝障害(お酒の飲み過ぎ)
  3. 過度な運動(筋トレによる筋肉の破壊による影響)

1.について考えられるのは私の場合はAGA治療薬(ミノキシジル内服薬とデュタステリド)ですね。服用を始めて半年後の数値上昇ですので次回も上昇しているようであれば減薬するなり断薬を考えないとなりませんね。

2.コロナも落ち着き何度か忘年会もあったので多少の影響はあったかもしれません。次回の健康診断には1週間程度禁酒して万全の体制で臨みたい思います。(多分…)

3.普段から筋トレもしているのでこちらも影響があったのかもしれません。とは言えオーバーワークで筋肉痛バキバキになるほどはしていませんので影響は軽微かと思います。
こちらも次回の検診前は運動を控えて臨みたいと思います。

ASTとALTの基準値より高いときの疾患

1.高度な上昇
(正常の10倍以上、500IU/L以上)
急性ウイルス性肝炎、劇症肝炎(AST < ALT)
薬剤性肝炎(特に中毒性)(AST < ALT)
ショック、重症心筋梗塞(AST > ALT)
2.中等度上昇
(正常の2.5~10倍、100~500IU/L)
慢性肝炎(AST < ALT)
アルコール性肝炎(AST > ALT)
薬剤性肝炎(AST < ALT)
心筋梗塞(AST > ALT)
筋疾患(AST > ALT)
3.軽度上昇
(正常の2.5倍以下、100IU/L以下)
慢性肝炎(AST < ALT)
肝硬変(AST > ALT)
肝癌(AST > ALT)
アルコール性脂肪肝(AST > ALT)
過栄養性脂肪肝(AST < ALT)
閉塞性黄疸(AST > ALT)
溶血性黄疸(AST > ALT)
日本臨床検査専門医会 専門医が教える”よく受ける検査”の意味6 AST(GOT)、ALT(GPT)の検査について

私の場合は100IU/L以下ですので次回の検診の結果を注視したいと思います。

まとめ

いかがでしたか?51歳、AGA治療薬服用開始後半年のリアルな健康診断結果です。肝機能の数値は若干上昇していますが問題ない範囲で安心しました。以前のように献血していればこまめに数値の変化が観察できますがデュタステリドを飲んでいるので献血できないのは痛いですね。とは言え51歳で判定【C】であれば十分健康体であるといえるのではないでしょうか。
これからも油断せずに体調の変化に気を付けてAGA治療を続けていきたいと思います。

では

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