AGA治療中の妊活について（男性側の注意点）- ミノキシジルやデュタステリドを服用中の男性が妊娠を希望する場合の注意事項

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AGA治療中の妊活について（男性側の注意点）- ミノキシジルやデュタステリドを服用中の男性が妊娠を希望する場合の注意事項

AGA治療中の妊活について（男性側の注意点）- ミノキシジルやデュタステリドを服用中の男性が妊娠を希望する場合の注意事項

AGA（男性型脱毛症治療中）の低年齢化

「薄毛は中年男性特有の悩み」というイメージも今は昔、近年では、男性の薄毛が低年齢化しつつあると言われています。

実は、AGA（男性型脱毛症治療中）の発症理由に年齢はあまり関係なく、10〜20代でクリニックを受診される方も多いそうです。Yhooo知恵袋などでも

「高校〇年生です、これってハゲてきてますか？」
「20代ですが抜毛が増えてきました、これってAGAでしょうか？」

などという質問がとても多いです。ある程度諦めがついた中高年よりまだ青春を真っ只中の若年層のほうが深刻ですよね。

最近入社した大卒の新人なんですが大分薄いんですよ。まだ20代半ばなんですがM字＋頭頂部の地肌が出てしまってます。

もう一人は30代前半で最近結婚したばかりです。この子も急激に抜け毛増えてM字の進行が進んでいます。ここで気になったのが2人ともまだ子供がいないので

ここで疑問に思ったのが

「AGA（男性型脱毛症治療中）治療薬（ミノキシジルとデュタステリド）は妊活する上で男性側が飲んでいても影響ないのか？」

ということです。

オンライン診療で質問しました

妊活について疑問に思った時、丁度5か月目のオンライン診察だったのでクリニックの先生に質問しました。

クリニックの先生の回答としては

「胎児に対して影響はでませんが精子量が減少するので妊娠の確立が落ちます。」

とのことでした。

AGA（男性型脱毛症治療中）治療薬（デュタステリド・フィンペシア）は胎児への影響は？

もう少し詳しく調べると、デュタステリドやフィンペシアは、男子胎児の生殖器官の発育に影響を及ぼす恐れがあるため、妊婦の服用を固く禁じられているそうです。やはりAGA治療薬を服用したままの子づくりや妊娠中の性生活に悩む男性が多いようですが、治療薬の成分が精液に移行する量は、1mgを服用した場合でも投与量の0.00076％以下（MSD調べ）と極めて僅かであり、基本的には問題ないようです。

【注意】時々知恵袋などの回答で「（自身の）男性器が小さくなる」と言われている方がいますが誤りです。女性が妊娠中の女性がフィンペシアを服用した場合、胎児の生殖器官等の正常発達に影響する可能性が指摘されています。というのも、胎児が男児であった場合、生殖器官の発達にはDHTが必要だからです。フィンペシアは5α-還元酵素を阻害してDHTの生成を抑制します。フィンペシアがDHTの生成を抑制してしまうと、生殖器官が正しく発達できず、胎児の生殖器官が未発達のまま生まれてきたり、生殖器官に奇形を生じる可能性があるというわけです。

しかし、万が一のことが起こった時に「薬のせいかも知れない」と悔やむことがないように、子づくりを希望される時期の６か月前には治療薬の服薬をやめて体内から成分を完全に排出するそうです。

献血も断薬後６か月は間隔をあけるよう指示されていますからね。
これも自分の血液で他人を不幸にしないようしっかりと守りましょう。