AGA治療薬の副作用:ミノキシジルとデュタステリドのリスクについて
AGA(男性型脱毛症)治療に踏み切るうえで気になるのは副作用ですよね。私がオンラインクリニックで処方された薬は
「デュタステリド錠0.5㎎ZA(杏林)」と「ミノキシジル5㎎」という薬です。
デュタステリドについて
まずは[デュタステリド]についてお話しますね。「デュタステリド」は脱毛の進行を遅らせる薬で1日1錠服用します。デュタステリドやフィナステリド(プロペシア)は医学的にも推奨されていて日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版では「行うよう強く勧める」の「推奨度:A」の内服薬だそうです。
抜け毛の原因物質の一つに、ジヒドロテストステロン(DHT)があります。男性ホルモン(テストステロン)に5αリダクターゼⅠ又はⅡ型が作用すると、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
フィナステリドやデュタステリドは、5αリダクターゼを阻害し、ジヒドロテストステロン(DTH)を低下させるため、抜け毛を防ぎます。フィナステリドはⅠ型のみですがデュタステリドはⅠ型、Ⅱ型ともに阻害するためより有効性が高いとされています。
デュタステリドの副作用
デュタステリドの副作用は同梱されていた説明書に下記の項目が書かれていました。
- 勃起不全!
- 性欲減退!!
- 精液量減少!!!
- 射精障害!!!!
またまれに食欲不振、全身倦怠感、皮膚や粘膜が黄色くなる症状が現れた場合[肝機能障害、黄疸]の初期症状である可能性があるとも書かれています。
上記4点はまあいいとして[肝機能障害、黄疸]は洒落になりません。健康を害したらイケおじどころじゃありませんからね。
また女性には触れさせてはいけないようなので同居女性がいる方や妊活を考えている方は注意しましょう。
コロナ禍になる前は献血もしていましたが服用後6か月は献血はできないようなのでこちらも注意です。
幸い私の場合はいずれの症状も出ませんでしたが上記症状だけでなく気になる症状が出た場合はすぐにお医者様が薬剤師さんに相談しましょうね。
あくまでも健康第一です。
ミノキシジルについて
ミノキシジルには、ヘアサイクルを正常な状態に戻す作用があります。毛細血管を拡張し血液の流れをスムーズにするだけでなく、主に発毛を促す毛乳頭細胞に作用して、ヘアサイクル(毛周期)を延長させるのです。
ミノキシジルは、毛乳頭細胞が作り出す「発毛因子」の生成を促し、さらに毛乳頭細胞そのものを増殖させます。
ミノキシジルはアップジョン社(現ジョンソン&ジョンソン社)が開発し、1979年に米国で高血圧治療用内服薬の成分として使用され始めましたが、副作用に多毛が認められ、外用の発毛剤として開発が進みました。
そして、ミノキシジルを配合した発毛剤が医薬品として認可されています。
ミノキシジルの副作用について
続けて[ミノキシジル]の副作用についてです。
[ミノキシジル]の副作用としては同梱されていた説明書には下記の項目が書かれていました。
- 血圧低下 もともと血管を拡張して毛母細胞を活性化するお薬なので立ちくらみ、ふらつきなどの症状が出ることがあるそうです。
- 手足のむくみ ミノキシジルの血管拡張作用で人によってはむくみの症状が出ることがあるそうです。
- 体毛の促進 ミノキシジルの発毛効果は髪の毛以外にも作用するため体毛が濃くなる可能性があるそうです。
- 初期脱毛 個人差はあるようですが服用を始めて1~2か月は一時的に初期脱毛があるそうです。
- 肝数値上昇 肝臓の数値検査に用いられる「γ-GTP」などの数値が上がることがあるそうです。
私が当てはまったのは「体毛の促進」と「初期脱毛」ですかね。 体毛(ムダ毛)は濃くなるというか伸びるのが早くなった感じです。 眉毛が伸びるのも早くなりましたが特によく伸びるのは鼻毛ですね(笑)マスクをしているので人に見られることはありませんが気を付けないとバカボンのパパになりそうです。
また「初期脱毛」も最初の2か月くらいはありました。 服用を始める前にシャンプーのあと手につく抜け毛の量を観察しておくといいと思います。 3~4か月後には驚くほど抜け毛が減ることになりますよ。
[デュタステリド]の時も書きましたが気になる症状が出た場合はすぐにお医者様が薬剤師さんに相談しましょうね。
あくまでも健康第一です。 (2度目! )
まとめ
いかがですか?薬であれば多かれ少なかれ副作用はありますが、私の実績が示す通りうまく付き合えば高い確率で発毛します。とはいえ少しでも体調に変化がでれば遠慮なくかかりつけのクリニックに相談しましょう。あくまでも健康第一で行きましょう。
ではまた。
↓私がお世話になっているクリニックです↓
コメント